スキルとドメイン

最近仕事していて考えたこと。


仕事で発揮する強みの軸は「スキル」と「ドメイン」の2つがある。


「スキル」ってのはそのままで、分かりやすいのがエンジニアの技術力。営業でも例えば営業トークがうまいとか、情報分析力とか、戦略立案能力とかかな。一方「ドメイン」は、例えば営業の担当地域に対するコネクションとか、エンジニアだったら特定の製品に対する知識とか。


で、ドメインで勝負している人に対してナカヌキのような行為をしてしまうとかなりの抵抗を示されることが多いと感じる。その抵抗感はまさにアイデンティティの喪失に対するそれなんだけども、ドメインだけで勝負するとそのドメインが(外部または内部的な要因で)失われたときの損失が非常に激しいなあと。


もちろんスキルだけを磨いても現場で使えない単なる技術バカになってしまうわけで、何事もバランスが大切だ、というなんとも凡庸な結論に今回も落ち着くわけであります。