Spring Boot 1.2/1.3でhot swapping的なこと

唐突にJavaの話。Spring Bootで変更を動的に反映する場合(いわゆるhot swappingとかhot deploy)はSpring Loadedを使えって出てくるのだけど、なんか動いたり動かなかったりしてなんでなんだろうと小一時間調べたメモ。Spring Boot + Maven + IntelliJ IDEA 15 on Mac 前提。

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明日の次世代Webカンファレンスでjs_nextやります

イベントの趣旨はconnpassを見てもらうとして、自分は11:10から js_next というセッションでオーナーをやります。 メンツは@t_wadaさん、@constellationさん、@vvakameさんという盤石の布陣。

このセッションでは、JavaScriptの未来はどうなっていくのか、ブラウザで動くプログラミング言語はどうなっていくのか、というテーマを扱います。

キーワードはこのあたり?

全然このとおりにならない可能性高いですけど。 Reactだとかそっち系は別の front_arch というのセッションで扱うので、こちらではやりません。

500人も集まらないだろうから受付係いらないね、とか言ってたのにフタを開けたら1100人集まっちゃって青ざめてますが、ご興味ある方はぜひどうぞ。

まあ、一番の問題は会場設営で登壇者8:30集合なんだけど、そこに何人集まるかってことなんですけどね。

YAPCで『Effective ES6』について発表してきた

8/21-22に開催されたYAPC::Asia Tokyo 2015"Effective ES6" というタイトルで発表した。

今回、自分にとっては最初で最後のYAPCだったけど、YAPCの面白さは特定分野に留まらないWeb系エンジニアが一堂に会するところだと感じた。

例えばHTTP/2ってWeb全般に影響がある今後キーになる技術要素だと思うけど、HTTP/2単体のイベントにわざわざ参加したり自分で勉強したりする人は限られる。YAPCで様々なレイヤーのエンジニアがHTTP/2のセッションを聞いてそれについて議論することで、日本のWebエンジニアにおけるHTTP/2のベースラインが上がったような気がする。

ベストトーク3本のうち2本がHTTP/2だったのもそういった要因があるのではと感じた(そしてどちらの発表もその期待以上に素晴らしい内容だった!)。

自分の発表も、Web開発に大きく影響するであろうES6というものについて、幅広いエンジニアに知ってもらえたらうれしいと思って準備したのだけど、どうだっただろう。 *1

打ち上げでは、いままで話したことがなかったtagomorisさんやa_matsudaさんと、話題のOSSコミュニティの話、HTTP/2のキャッシュ制御、RailsとDHHの話などエキサイティングなトークで終電を過ぎてしまった。興奮しっぱなしの2日間でした。

YAPCありがとう!

*1:個人的には、英語資料で日本語発表するとしゃべる言葉が頭に浮かびにくく、普段より発表練習の時間がかかるという発表技術的な知見を得た。

Node学園でES6について話した

Node学園 16時限目 ES2015発行記念でES6について話しました。

本編の充実度もさることながら、無法地帯と化した懇親会でFilip Pizloの業績を烈火のごとく語るConstさんと、それに合わせて的確なサイトをブラウザで瞬時に表示し続けるazuさんというコンビ芸が見られて、心底感動しました。

会場と🍣を提供していただいたDeNAさん、ありがとうございました!

引き続き、WEB+DB PRESS Vol.87最新号のES6特集をよろしくおねがいします。 また、YAPCでのES6トークも採択していただきましたので、YAPCまではES6芸人として生きていこうと思います。

WEB+DB PRESS Vol.87にES6特集書いた&YAPCにES6のトーク応募した

3行でまとめ

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ES6 ModulesはHTTP/2によってconcat無しで使えるようになるのか

HTTP2 時代のサーバサイドアーキテクチャフィードバック - Togetterまとめ のあたりで話していたことのまとめ。

補足

タイトルで「ES6 Modulesってconcatしないと動かないの?」と一部に誤解を与えてしまったようなので補足。ES6 Modulesがブラウザにネイティブ実装されたら、当然concatしなくても動きます。

ここで書きたかったテーマは「ES6 Modules + HTTP/2 + concat無しES6 Modules + HTTP/1 + concat と同等の速度で動作するのか」です。

追追記 (2016/01)

kazuhoさんはh2oで Cache Aware Server Push という解決策を提案しています。

Jxckによる日本語解説記事: HTTP/2 Push を Service Worker + Cache Aware Server Push で効率化したい話 - Block Rockin’ Codes

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いまどきの.travis.yml

いまさら感もあるのだけど、あまり知られていないようなのでTravis CIの高速化+αなtipsを書いておく。

先にNode.js向けの完成形の.travis.ymlはこちら。

language: node_js
node_js:
  - "0.12"
  - "4"
  - "6"
sudo: false
cache:
  directories:
    - node_modules

Tipsは3つ。

  • テスト対象のNode.jsバージョンを指定する
  • sudo: false: コンテナベースの環境を使う
  • cache: 依存パッケージをキャッシュする
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